2024/02/14 13:20
現在イタリアでのアフリカ豚熱発生を受け、日本はイタリア産豚肉製品の輸入を停止しています。そのため当店も現在グアンチャーレををはじめすべてのイタリア産サルーミが欠品となっております。
暑い日が続き、ビールやキリッと冷えた白ワインがおいしい季節になりました。
お店で飲むお酒もおいしいですが、自宅でまったり飲む時間も至福のひと時ですよね。
そんな家飲みのお供に、イタリア料理店で出てくるような本格的なカルボナーラはいかがですか!?
今日は当店のグアンチャーレを使って、カルボナーラ発祥の地、ローマで食べられている本格レシピを公開します!イタリア現地のカルボナーラには生クリームを使わないのが当たり前!ベーコンではなく、今日ご紹介するグアンチャーレを使用するのも最大のポイントです。
ローマの下町にあるトラットリアで作られているような本格レシピですが、作り方も材料も意外とシンプル。では早速始めましょう。
◇ローマの下町風、本格カルボナーラの材料と作り方◇
材料(2名分):グアンチャーレ50~60g スパゲティ200~240g 卵3個 粉チーズ大さじ3杯
オリーブオイル大さじ2杯 白ワイン大さじ2杯 塩・こしょう適量
~本格カルボナーラの作り方~
△まずは短冊に切ったグアンチャーレとオリーブオイルを冷たいフライパンに入れます。
少しフライパンを傾けて、オイルにグアンチャーレが浸かるようにしながら弱火にかけます。
オリーブオイルの中でグアンチャーレをじっくり揚げるような感覚で火を通していくと、グアンチャーレの脂がだんだんと染み出してきます。ここがポイント!このグアンチャーレから染み出した脂こそがカルボナーラのこってりとしたおいしさの秘密!なので絶対に捨てないでくださいね!
△グアンチャーレがカリカリになるくらいまで炒めたら白ワインを入れ、完全にアルコールを飛ばします。
注:油が非常に高温になっているので鍋底をぬらした布巾などで少し冷やしてからワインを入れるとあまり飛び散らずに安全です
△分量の卵とチーズを入れたボールに、フライパンの中の材料を加えよく混ぜ合わせます。
その際フライパンの中の材料が熱いと卵に火が入りぼそぼそとした食感になってしまうので、入れる前にフライパンの底を濡れたタオルなどでもう一度冷やしておくといいですよ☆
これでソースは完成
△茹でたパスタをフライパンに上げたら、先ほどのソースを加えます。今回はスパゲッティを使いましたが、本場ローマではリガトーニという大きなマカロニの様なショートパスタに合わせるのも定番です♪
この段階ではまだソースはゆるゆる。ここからゆっくり焦らず、弱火でソースに火を入れながら濃度をつけていきます。ゴムベラなどでフライパンの底を常にかき混ぜながらパスタとソースを和え、適度な濃度になるまで火を入れていきましょう。ここでソースを加熱しすぎるとスクランブルエッグのようになってしまうので要注意!
△写真のような艶のある、滑らかな濃度になるまで火を入れ、塩で味を調えたら完成です!!
△お皿に盛り付け、お好みでさらにチーズとたっぷりの黒コショウをかけたら…Buonappetito!
いかがでした?生クリームを使わない本格カルボナーラ、意外に簡単にレストランのような一品ができてしまうんです!
ポイントは二つ!グアンチャーレの上質なうまみのある脂をしっかりと出すこと!そして、焦らずゆっくりとソースに火を入れて極上のとろみを出すこと!
この二つだけしっかり押さえればきっとあなたもイタリアで食べるような伝統的なスタイルのカルボナーラが作れちゃいますよ♪
今回使用した食材
グアンチャーレはしっかりとスパイスが刷り込まれ、低温で熟成させて作られる、豚のほほ肉(豚トロの部分)を使ったイタリア産の生ハムの一種。ベーコンでは絶対に出せないコクと旨み、香りが楽しめます♪
もちろんグアンチャーレはそのままおいしく食べられますので、残ったらサンドイッチの具材などにもおすすめです!
※2024.08.31現在、イタリア産グアンチャーレは輸入停止となっているためスペイン産でのご案内となります。
イタリアで最も食べられ、様々な料理に使われるグラナパダーノチーズと、ローマ風カルボナーラに欠かせないペコリーノロマーノチーズを独自の配合でブレンドした当店オリジナル粉チーズ。二つのチーズのいいとこ取りでカルボナーラを始め、ご家庭で作るイタリア料理の味わいをワンランクアップさせる本格粉チーズです。
ぜひご家庭で本格カルボナーラにチャレンジしてみてくださいね!