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2016/11/23 19:55

イタリア産のチーズや生ハム、サラミ、オリーブなどの食材についているD.O.Pという3文字のアルファベット。
これは Denominazione di Origine Protetta (デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・プロテッタ) というイタリアにおける原産地名称保護制度の略表記。
当店で取り扱っている食材の多くにもこのD.O.Pのマークが付いています。


では原産地名称保護制度とは何なのか?

簡単に説明すると、ワイン、チーズ、、生ハムなどの昔から作られている伝統的な食材・食品に対し、品質管理と産品保護のため生産地域を指定した上で基準をみたすものにのみ、特定原産地の名称を冠して販売を許可するヨーロッパ(EU)のEU法が規定している制度です。

伝統やその地域に根ざした固有の食材などの品質認証のため1992年に欧州連合によって制定され、原産地名称を誤用や盗用などから保護し消費者に正しい情報を提供することを目的としています。


対象はワイン、チーズ、生ハム、サラミ、ソーセージ、オリーブ、ビール、パン、果物、野菜など多岐にわたり、イタリアのゴルゴンゾーラ村で作られるゴルゴンゾーラチーズ、パルマ産生ハムのプロシュット・ディ・パルマ、シャンパーニュ産のシャンパンなど、それぞれの地域で生産され、かつその食品の特徴が生産地域の気候、環境特性等の自然的要因や歴史のなかで継承されてきた生産技術、職人の技量等の人的要因が全面的、又は本質的に由来する物でなければそう名乗ることができないのです。
さらにはフランスのロックフォールチーズ(ロックフォール=シュル=スールゾン産)のように、その地域で作られていることに加え、法律で規定された伝統的な製法まで守らないとそう名乗れないものもあるのです。

このD.O.Pはさらに早くから存在していたフランスワインの原産地呼称統制制度A.O.Cやイタリアワインの保証つき原産地呼称統制、DOCG等と同じ目的を有しており、現在はそれら各国独自の制度を統括するものとして並列されています。

つまりこのD.O.Pマーク (イタリア以外の国ではP.D.Oとも表記される) は消費者にとってその食材が検査機関、法律による厳密な規定に従って生産された食材であることを認定する、安心と安全を保障するマークでもあります!


イタリア産やフランス産の食材を購入する場合はこのD.O.Pマークの有無を一つの参考にしていただくのもおすすめです!