カステルマーニョDOP【100g単位】イタリア産

ピエモンテ州クーネオの限られた山麓地域で生産されているセミハードチーズ。
12世紀にグラーナ渓谷の牛飼いが考え出したと言われています。

原料乳は主に牛乳で、これに5〜20%羊または山羊の乳を加えることができますが、当店のものは牛乳のみで作られたカステルマーニョです。

カステルマーニョは1996年にＤＯＰに認定されましたが、現在DOPを取得しているイタリア産チーズの中でも最も生産量の少ない貴重なチーズです。

かつてこのチーズの熟成は涼しくて湿気のある自然の洞窟で行われていましたが、現在は湿度70〜98%、気温5〜15℃に保たれた洞窟に近い環境で最低60日間行われています。

熟成が進んだカステルマーニョには自然と青カビが発生し、ポロポロと崩れます。若いものとは違いスパイシーで酸味もあり、香りはハーブや山小屋を思わせる複雑さ。とても個性がはっきりとします。

生クリームと合わせてキノコをたっぷり入れたリゾットやニョッキのソースとして。
フルボディの赤ワインにもとても合います。特に同郷のピエモンテのバローロやバルバレスコ等がおすすめです。